NEW COMER
BMW 5Siries
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大胆に変身したエクステリアは、まさにパワフル&エレガント!
 9月に入ったというのに、30度という真夏を思わせる暑さのなか、発表会場となった六本木ヒルズに到着。ここ六本木ヒルズに10月オープンが予定されている海抜230m、地上53階の「世界でもっとも空に近い森美術館」でNew BMW 5シリーズがお披露目されたのだ。眼下に広がる東京の景色を眺めながら会場に進むと、あった! New BMW 5シリーズと初対面となった。
 パッと見た感じでは、高級感と押し出しの強さから、7シリーズを思わせる。その理由はヘッドライトとバルジ・ラインにありそうだ。このもっとも特徴的なヘッドライトは、まるで鷹やフクロウなど猛禽類の目を思わせるほどの鋭さが感じられる。また、バンパーまでつながっているボンネットのバルジが、今までの知的なサルーンからマッチョなクルマへと変身させていて、迫力あるフェイスを作り出す。サイドビューに目を移すと、7シリーズのような直線的なトランクのラインを持ちつつも、フロントウィンドからルーフライン、リヤウィンドまでが柔らかなカーブを描いており、フロントビューとは対照的に“やさしさ”が感じられ、強さとやさしさ両面が表現されていておもしろい。ボディサイズは全長4841mm×全幅1846mm×全高1468mmと従来の5シリーズよりも全長で66mm、全幅で46mm、全高で33mmそれぞれサイズアップが図られているのだが、外観上はあまり大きくなったという印象を受けない。それよりも、格段に大きくなったと感じさせたのが、ドアの開口部と室内だ。乗り降りのしやすさが明らかに向上しているし、リヤシートのレッグスペースにも十分な余裕ができている。しかも、車体の大型化にもかかわらず、フロント・セクションにアルミを多用するなどして、従来よりも55kgの軽量化を実現し、50:50の重量配分を踏襲するなど、ドライビング・プレジャーの追求も忘れていないのは、さすがBMWといったところか。
 車内に乗り込むと、今回のフルモデルチェンジで新たに採用された「iDrive」のコントローラーが目に飛び込んでくる。7シリーズで好評の「iDrive」が、ついに5シリーズにも標準装備されたのだ。「iDrive」は、電話、AC、AV、NAVIのコントロールを集約し、簡単かつ直感的に操作できるBMWならではのテクノロジー。ちょっと操作性に難ありと思われた従来の純正ナビも、NEW5シリーズでは飛躍的によくなっていることだろう。
 今回、展示されていたのは530iだけであったが、ほかにも2.5リッター直6エンジンの525iと、4.4リッターV8エンジンの545iがラインアップされ、全車ともステップトロニック付6速ATが組み合わされる。さらに、走行条件によってステアリングのギア比、アシスト量を変える「アクティブ・ステアリング」を全車標準装備。ステアリングの切れ角、車速に応じて光軸を動かす「アクティブ・ヘッドライト」や、レーダー波により全車との車間距離を自動的に維持する「アクティブ・クルーズ・コントロール」をオプション装着するなど、アクティブ・セーフティの充実も図られている。
 New BMW 5シリーズは先進技術を惜しみなく投入して、オーナードリブンのサルーンとしてのポテンシャルを相当高めていることだろう。その走りを早く公道で確認してみたい。
 価格は570万円(525i)〜880万円(545i)。8月1日から予約注文受付中で、納車は10月下旬以降となっている。


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