NEW COMER '03年5月12日発表
TOYOTA RAUM
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新型ラウムは「クルマづくりにおけるユニバーサルデザインの追求」が開発のテーマだという。トヨタが目指したのは、ドライバー、パッセンジャー、すべての人に使いやすいクルマだ。

乗ればわかる!ラウムは人にやさしいアイデアが満載!
 すべての人に使いやすく、という「ユニバーサルデザイン」を取り入れたクルマづくりに挑戦したトヨタ。その第1弾がこの新型ラウムだ。先代はコンパクトなボディに、広い室内、リヤ両側スライドドアと横開きのリヤゲートを採用して、使い勝手のよいファミリーカーとしてデビュー。新型は先代のよいところをキープしつつ、徹底的に使いやすさにこだわったクルマに仕上がっている。
 新型ラウム最大のトピックである、「使いやすさ」のなかでも乗り降りのしやすさは特筆モノ。助手席側の前後ドアにセンターピラーを内蔵する「パノラマオープンドア」は、開け放てば開口幅がナント1,500mmにもなる。誰が見ても「乗り降りしやすそう」と感じるハズ。しかも観音開きと違って、スライドドアのラウムは前後ドアを開ける(閉める)順番に制限がないから、使い勝手がすこぶるよい。フロントドアには、もう一工夫ある。ヒンジを4.5度前に傾けることによって、上方の開き方を大きくしているのだ。狭い場所での乗り降りのしやすさを考えての知恵だ。ところで、センターピラーがないから掴まるところがないのかな? と思ったら、助手席のシートバックに、じつに掴まりやすいアシストグリップがあった。ほかにもダッシュボードや助手席の左下など、「ドッコイショ!」と自然に手を置きたいと思う場所に用意してある。お年寄りにとって、クルマから降りるのは椅子から立ち上がるのと同じで、けっこう辛い。そんなときにありがたい装備だ。
 ラウムにはもうひとつこだわった点がある。それは人へのやさしさ。シート表皮には、自動車としては世界初の天然タンパク質をコーティングした「フレシール加工」がなされている。匂いや手触りではとくにふつうのシートと変わりない。しかし、これはアトピーや赤ちゃんの敏感な肌にも刺激が少ないというスグレモノなのだ。また、不慣れな人やメカに弱い人にもすぐに理解できるように、空調やオーディオのスイッチに日本語表示がある。ウォーニングインジケーターも日本語で「販売店に連絡」や「点検」とメッセージを表示して、万一のトラブルでも対処法がすぐわかるようになっている。また、ジリジリとした日照りから守ってくれる、IR(赤外線)カットガラスをフロントウィンドウに採用。このクラスのクルマでIRカットガラスは太っ腹といえよう。
 ボディサイズは全長4,045×全幅1,690×全高1,535(mm)と先代と比べて幅が5mm広がっただけだが、室内長は1,990mmと、165mmも長い。ワンタッチで折り畳んだりテーブルにも素早く変身する助手席や、6:4分割可倒式リヤシートの採用など、ユーティリティも多彩。パワートレーンは1.5リッター+4ATと変わらないが、80kW/141Nm(2WD)と従来比+13kW/10Nmパフォーマンスアップ。また排ガスは3つ星、燃費も平成22年燃費基準をクリア。環境にやさしいクルマとなっている。
 トヨタはこれからも続々とユニバーサルデザインのクルマを出してくるだろう。今度はどんなアイデアが見られるか楽しみである。価格は139.80万円(ラウム2WD)〜186.8万円(ラウム4WD Sパッケージ)。5月12日より全国のネッツトヨタ店ならびにトヨタビスタ店にて発売。


■トヨタ自動車ホームページ
http://www.toyota.co.jp/