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「家の玄関」という考え方は間違っていない!
「何でもドア」が変えるコンパクトカーの常識とボクたちの楽しい日常 |
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見切りの良さそうなフロント。高さのあるフードやフェンダー周辺は万一の対人事故を念頭にした設計が施されている |
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普段着感覚で乗れるシンプルさと存在感を融合した"スマートモダン"デザイン。ボディカラーは全8色が用意された |
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足を組んでもこんなに広々。しかも乗り降りだってラクラク。大きな窓と明るいインテリアもあいまって、くつろぎ感は満天 |
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専用車いすで乗り込み、助手席で楽しいドライブを満喫。脱着シート仕様もしくは両方を装備したモデルもラインナップ |
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マルをモチーフとした、かわいさの中に視認性と操作性を配慮したインパネ。センターメーターはLED光源が採用された |
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数多く備えられた収納スペースや、助手席側センターピラー上部のスライドドアスイッチなど装備も充実。トランクが少なく深さもあるが、ポルテならトランクの使い方に変化が出そう |
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1.3&1.5リッターエンジンに4ATが組み合わされる。どちらも排出ガス規制は三つ星、平成22年度燃費基準を達成する |
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日本の自動車メーカーは凄い。ついにこんな小さなコンパクトカーにまで電動スライドドアが採用されることになったのだ。そのドアの名前は「何でもドア」といい、まるで家の玄関のように使うことができるものなのだとか。最近、狭い駐車場などでスライドドアの有意性をヒシヒシと感じていたこともあってか、遅ればせながら(?)妙にスライドドアにハマってしまっているのだが、期待を裏切らないその出来に感心させられた。
フランス語で「扉」を意味する「porte」から名付けられたポルテ。名前のとおり、助手席側の大きな電動スライドドアがこのクルマ最大の特徴だ。助手席側の助手席用ドアと後席用ドアを兼用して作られたこのドアは、今までにない革新的な車両パッケージを生み出し、新しい2BOX車を誕生させることになった。
何はなくとも、まず、この大きなスライドドアの奥に広がる、その室内の広さに圧倒される。開口高は1,265mm、開口幅はなんと1,020mmと、トヨタ・ミニバンの代表であるアルファードと比較し、高さで20mm、幅で220mmも大きい。このドアは、挟み込み防止機能が付けられたワイヤレス電動スライドドアで、開閉はインストルメントパネルのメインスイッチのほか、内外のドアハンドル部、ヒーターコントロールパネル部、助手席側センターピラー上部と4箇所に設けられたスイッチに加え、ワイヤレスドアロックリモートコントロールでできる。コンパクトカークラスとは思えないほどの装備だ。地上高が300mmという低さが実現された乗降口から、「ヨイショ」なんて声をかけることもなくラクラク乗り込んでみれば、鞄やカメラを持ったままであっても、少しかがんで、そのまま頭をぶつける心配などしないで、好きなポジションまで移動することができた。これはじつに1,390mmという驚くほど余裕のある室内高がもたらす余裕である。もちろん、足元のフロアはフラットで危なげない。2歩、3歩と車内を歩き、最初に後席に座ってみたのだが、見た目もかなりの広さがあったが、写真の通り、大人が足を組んで座っても余裕の広さがあり、それを体感することができた。スライド量750mmという助手席ロングスライドシートが前後席距離1,050mmを達成するおかげであろうが、この距離はセルシオよりも長く、「確かにこのクルマ、今までとはちょっと違うかも…」と感じさせるものだった。
後席から、前席の運転席、助手席にも移って、アチコチをチェック。撮影をしながら行なう我々編集部の一連の動きにもポルテでは変化があった。普段なら「まずは運転席」、「次は助手席」、「後ろも乗ってみよう」と、車外にたびたび出ては、座席を変わるなどして撮影やチェックをするのだが、今回はまったく車外に出ることがなかった。まったくもって、不便とか、やりづらいといったようなことを感じなかったことに、「そういえば…」と取材後から驚いたほどだった。さらに、後席シートのクッションチップアップ機構やシートバック6:4分割下等機構を組み合わせることで、多彩なシートアレンジも実現するため、さまざまなシチュエーションで広々とした室内空間を利用することができる。しかし、クッションチップアップの固定紐の取り付けが女性には若干やりづらく、またリヤシートのリクライニングもワンアクションで出来ないことが悔やまれる。頻繁に利用しないといえばそれまでだが、どんどんと使い勝手がよくなるイマドキのクルマに慣れてしまった我々には、少し気になってしまったのが正直なところ…。
今回ポルテは、そのコンセプトに「Smart Life Supporter」を掲げ、具体的には、赤ちゃんや荷物を持ったまま車内へラクに乗り込むことができたり、傘を差したままの乗り降りができたり、室内でラクラク着替えができるといったような、日常の暮らしが楽しく変わることを追求したという。しかし、このコンセプトは、まさにトヨタが地道に行なっているユニバーサルデザインそのものではないかと思う。発表会では、まさか着替えるわけにもいかないし、赤ちゃんも連れて行ってはいなかったが、確かに年齢やシチュエーションにこだわらない、使い勝手と快適性が実現されていたように感じる。また、ポルテでは日本初となる「サイドアクセス車 専用車いす仕様」をウェルキャブシリーズにラインナップするなど、大きなスライドドアを利用したウェルキャブシリーズの充実も特筆する必要がある。この「サイドアクセス車 専用車いす仕様」は、専用車いすに乗ったまま助手席に乗車できるものだが、見晴らしの良いフロント席に座ってのドライブは気分が良いだろう。さらに、乗り心地を重視した「サイドアクセス車 脱着シート仕様」や、スイッチ操作で助手席が回転して車外へスライドダウンし、好みの高さでシートを止めることができる「助手席リフトアップシート車」も加えられている。これならば腕力に自信のないご婦人でも、ご年配の方や体が不自由な方と、気軽にドライブを楽しめるはずだ。また、ドライブを誰もがより広く楽しむために、足の不自由な方が手だけで運転できる手運動補助装置の後付けに対応するため、パワーステアリングの操作力を軽減(約50%)するなどした「専用パワーステアリング車」も設定されている。トヨタのこの実直な活動に感心しきりだ。
エクステリア/インテリア、そして搭載されるパワートレインと、「何でもドア」に比較すると大きく新しさは感じないが、しかしポルテの魅力はここではないため大きな問題ではないはずだ。とはいえ、フロントオーバーハングが740mmであることや、最小回転半径が5.1mであること、シート表皮には”まゆ”に含まれている天然たんぱく質を仕様したフレシール加工シート採用など、ユニバーサルデザインがキチンとされている。確かにポルテは、やさしく我々の日常の暮らしを楽しく変えてくれる存在になりえそうである。 |
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| ポルテ(130i) |
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3,990X1,690X1,720 |
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2,600 |
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1,470/1,445 |
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1,090 |
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L4 DOHC 16V |
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1,298 |
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64(87)/6,000 |
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121(12.3)/4,400 |
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175/70R14 |
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16.4 |
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1,386,000 |
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