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ハイパワーかつ低重心のボクサーエンジン、走る道を選ばないフルタイム4WD、手頃なサイズの優れたパッケージングで、初代以来高い人気を保ってきたレガシィ。スポーツワゴン&セダンというジャンルの草分け的存在でもあるレガシィが、5年ぶりにフルモデルチェンジを行なった。
レガシィの進化ぶりを一番物語っているのが、ボディサイズの変更。レガシィといえば5ナンバー! と、いうくらい5ナンバーサイズにこだわってきた。しかし、世界戦略車として生まれ変わるために、ついに5ナンバーサイズと決別。全幅は1730mmと、従来比で35mm広がった。35mmというと左右それぞれ指一本分とわずかだが、それによるメリットは多い。デザインの自由度や、衝突安全性の向上はもちろん、トレッド拡大によりコーナーリング性能と走行安定性もアップしているという。驚いたのは、ボディが大きくなったにもかかわらず、先代よりも50kg〜70kgも軽量化していることだ。しかもボディ剛性も高められているというから、走りのよさに大きく貢献していることだろう。全幅を広げたメリットはまだある。フロントタイヤの切れ角が増え、最小回転半径が従来型の5.6mから5.4mへと0.2m小さくなり、取り回しまでよくなっている。
エクステリアのイメージは、ひと目見てレガシィとわかるほど「らしさ」を残しつつも、スタイリッシュに変身している。とくにワゴンのサイドビューがカッコイイ。ゆるやかなカーブを描いてリヤスポイラーにつながるルーフラインは、いかにも空力がよさそうな印象。実際、cd値0.30と世界トップレベルを実現している。そして、初採用の18インチタイヤ&ホイール(spec.B)も見逃せない。このホイールのデザインがまたカッコイイ。17インチブレーキローターによりストッピングパワーもアップしているから、見た目だけではないのだ。
エンジンはもちろんフラット4で、従来型のツインターボから、インプレッサWRXと同様のツインスクロール・シングルターボへと変更。出力は206kW/343Nmと変わりないが、注目すべきは最大トルクの発生回転数。従来が5000rpmだったのに対し、2400rpmと半分以下になったのだ。しかも5600rpmまでほぼフラットなトルクカーブを描いているところから想像しても、ドライバビリティは相当よくなっていることだろう。早く体感してみたいと気持ちが高ぶる。NAエンジンも140kW/196Nmを誇るスポーツNAユニットに進化しているが、こちらもじつにフラットなトルクカーブで、扱いやすさを高めている。
スバルは今年、創立50周年という会社として大きな節目を迎える。新型レガシィは、そんなメモリアルイヤーにふさわしいクルマに仕上がっていると感じた。今後、6気筒モデルやランカスターも控えているというから、今年はスバルから目が離せそうにない。価格は203万円(B4 2.0i 4AT)〜310万円(ツーリングワゴン 2.0GTspec.B 5AT)。ワゴンは5月23日より、B4は6月23日より全国のスバル特約店を通じて発売。 
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