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際立つデザイン、抜群の機能性、反応の優れたハンドリングと性能、という3つのキーワードで表現されるマツダDNAの集大成、RX−8がついにデビュー。独創の4ドア・4シーター・パッケージは、新しいスポーツカーライフを提案する。

今までにないスポーツカーを作ることを可能にしたのは、新世代ロータリーエンジンRENESIS
 ロータリーファンのみならず、誰もが大きな期待を持って待ち続けたRX-8がついにデビュー。1999年の東京モーターショーで発表されたプロトタイプRX-エボルブから4年の歳月を掛け、熟成を重ねた結果、今までにないコンセプトのスポーツカーとして登場した。発表会場に東京の代々木競技場という場所を用意したあたり、マツダがこのクルマにかける意気込みが並ではないということを物語る。昨年夏にRX-7とともに姿を消してしまった、世界でただ一つの量産ロータリーエンジンが、新世代RE"RENESIS"として復活を遂げたというのも大きなニュースだが、話題はそれだけに尽きない。4ドア・4シーターのスポーツカーという、パッケージングも注目のマトだ。
 実物を見るまでは正直2+2のクルマとしか思っていなかったが、いい意味で裏切られた。普通、この手のクルマは誰もが運転席に座りたがるが、皆リアシートへ我先に突進していくのだ。そして皆満足そうに降りてくる。RX-8は本当に大人4人が乗れるスポーツカーだったのだ。一見スポーツカーとしては中途半端なコンセプトに思われがちだが、発表会の席でマツダのルイス・ブース社長が言った「家族や友人のためにスポーツカーをあきらめていたお客様の夢を現実のものとした」という言葉を聞いて真意が理解できた。スポーツカー離れが叫ばれて久しい昨今、お父さんたちの胸の内に秘めたものを呼び戻そうという狙いなのだ。きっと10,000rpmまで刻まれたレブカウンターを見たら、お父さんたちも目を覚ましてしまうだろう。
 このクルマを作るにあたり鍵となったのは、やはりロータリーエンジンを採用したことだ。もともとロータリーエンジンは軽量コンパクト、ハイパワーがウリ。しかし、燃費や排ガスに問題があった。これを払拭したのがRENESISである。従来のロータリーエンジンとの大きな違いは、吸・排気ポートともサイドポートになったことだ。これによりハイパワーユニットで184kW(250ps)/216N・m(22kg・m)、スタンダードユニットで154kW(210ps)/222N・m(22.6kg・m)というパワー/トルクを発揮しつつも、「優-低排出ガス」の認定を受けている。このエンジンを採用することにより、デザインの自由度を大きくし、室内スペースの拡大や、マスの集中によるコーナーリング性能アップなど、じつに多くのメリットが生まれたのだ。
 RX-8は発表前に予約を受け付けていたが、すでに5000台を超える受注があったそうだ。今から契約しても年内の納車はキビシイ状況らしい。ミニバン全盛の時代、こんなスポーツカーを待っていた人がいかに多いかが伺い知れるであろう。価格は240.0万円(RX-8)〜275.0万円(RX-8 Type S)。5月上旬から全国一斉に発売する。



■マツダ株式会社 ホームページ
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