NEW COMER '03年10月15日発表
MAZDA AXELA
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 マツダの次世代スポーツコンパクト「アクセラ」がデビューした。実質的にはファミリアの後継車だが、アテンザ、デミオ、RX-8に続くマツダの次世代商品群の第4弾として、完全新開発したモデルである。運動性能、デザイン、クオリティ、パッケージ、セーフティの全領域で、グローバルに通用する独自の価値を追求したという。
 アクセラのボディサイズは、全長4405mm〜4540mm(ボディタイプ・仕様により異なる)×全幅1745mm×全高1465mm、ホイールベース2640mmというもの。パワーユニットはすべて直列4気筒MZRエンジンで、排気量1.5Lが84kW(114ps)、2.0Lが110kW(150ps)、2.3Lが126kW(171ps)というスペック。全幅が1745mmあるので、全車「3ナンバー車」だ。ちなみに海外においてはプジョー307やアルファ147、ゴルフなどが直接的なライバル車となる。
 ボディタイプは5ドアの「アクセラスポーツ」と、4ドアの「アクセラ」という2タイプのラインアップ。どちらも一瞬でマツダ車とわかる躍動的で個性的な存在感のあるデザインだが、よくよく観察すると5ドアと4ドアでは顔つきなどもまったく違うことに気付く。5ドアは立体感を強調したフロントグリルからボンネットへと続く骨太のライン、三角形のリヤピラー、ソリッドで量感のあるテールゲートまわり、張り出したフェンダーなどでキビキビとした躍動感とともに力強いフォルムを強調。4ドアはコンパクトなキャビンなどにより、一般的な4ドアセダンのイメージを変えるスポーティでダイナミックなデザインを実現している。
 アクセラは走りにこだわったモデルである。先にデビューしたアテンザ、デミオ、RX-8ともに走りに関して素晴らしいものをもっているが、アクセラの走りもまたたいへん素晴らしい。先日、三次テストコースを走る機会を得たのだが、そのときの印象は鮮烈だった。荒れた路面(あえて荒らしてある)をハイスピードで駆け抜けても強靱なボディはビクともしないし、しなやかで剛性の高いサスペンションは執拗に路面を捉え続ける。タイトターンでのアンダーステアも少なく、その気になればブレーキングドリフトもバッチリ決まる。ブレーキのタッチや耐フェード性も文句のないものだ。試乗したのは2.0L車と2.3L車だが、アップダウンの多いテストコースで2.3L車のパワフルな走りは魅力的だった。もちろん2.0L車もなかなかのパフォーマンスをもっているが、パワフルなエンジンに加えて205/50R17タイヤを履く「23S」は、スポーツドライビング派にはイチ押しのグレードだ。
 コンパクトカーとして実用性も高いレベルにある。ロングホイールベース、ワイドトレッド、立たせ気味にしたボディサイドウインド角などにより、クラス最大級のショルダー幅や十分な後席ニースペースに代表される、ゆとりの室内空間を生み出した。またインテリアの質感やシートの座り心地などは、とてもコンパクトカーとは思えないほどの素晴らしい出来映え。シートに座っていると、ひとクラス上の欧州のクルマに乗っているような感覚になる。とはいえ、同クラス5ナンバー車と同等のコンパクトな最小回転半径5.2m、左右ドアミラー間の距離の狭さなどが、ワイドボディながら優れた取り回し性を実現した。また、コイルスプリングを床下配置したリヤサスペンションにより、サスタワーの張り出しが少なく、左右幅が広くすっきりしたラゲッジスペース(5ドア)およびトランク(4ドア)を実現。4ドアのトランクはリッドを閉めたときにトランクヒンジが邪魔にならないダブルリンク式ヒンジを採用している点にも注目したい。
 価格は139.5万円(15F・5MT車)〜195.0万円(23S・アクティブマチック車)まで。全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて発売。また、ロードスターやデミオで好評のインターネット専用サイト「ウェブチューンファクトリー(http://www.w-tune.com)」では10月24日からアクセラの受注生産も開始。約700通りの組み合わせを自由にチョイスし、実際にオーダーすることができる。



■マツダ自動車ホームページ
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