 |
 |
 |
 |
 |
コンパクトカーからフルサイズまで、世に7シーターのクルマはたくさん存在する。そんななか、2000年にデビューしたストリームが目指したのは、セダンから乗り換えても違和感なく、また、走りを楽しめる7シーターである。そして大いにこだわっていたのが5ナンバーサイズに収めるということ。このコンセプトが大当たりして、ストリームはビッグヒットとなった。そうなると黙っていなかったのはライバルメーカーたち。次々と同様なコンセプトのクルマを出してきて、ストリームの市場を奪っていった。そこで、起死回生ともいうべく今回のビッグマイナーチェンジが行なわれたのだ。
まず、前後エクステリアデザインを一新。マイナーチェンジでは、さすがにサイドビューは変えられないから、前後で新旧の違いをハッキリさせたかったという。もちろん、こだわりの5ナンバーサイズには変わりない。インテリアでは、インパネ周りのデザインをやり直し、1、2列目のシートも作り直した。また、小物入れや、ドリンクホルダーを増やすなど、ユーティリティーの充実を図っている。そして今回のマイナーチェンジの目玉は「アブソルート」の追加だ。アブソルートは、いわゆるスポーティグレードのことで、オデッセイで好評を博している。スポーティグレードとはいえ、見かけだけじゃないのが、このストリーム アブソルートのスゴイところ。ボディではモノコックの要所要所に補強を施し、剛性をアップ。サスペンションではスプリングレート、ダンパー減衰力を高め、スタビライザー、ジオメトリーを最適化、さらにサスペンションブッシュの変更も行なう。そして驚いたのが、アブソルート用ステアリングギアボックスは、組み立て精度を上げているというのだ! アブソルートは音にもこだわった。室内で聞くエンジン音もチューニングして、決してうるさいのではなく、気持ちいい音を求めている。変更点はまだある。専用15インチホイールと、2リッター用大径ブレーキも装備する。正直「ここまでやるか!?」と思った。そのくらい気合いが入ったマイナーチェンジなのだ。これほど「硬派」なチューニングが行なわれているアブソルートだが、走りは決してタイプRのように尖ったものではなく、「しっとり」「しなやか」「スムース」なものを目指しているという。
|
 |
 |
 |