フィット兄弟の3男坊となる、フィットアリアは、シリーズ初の4ドア。アジアの国民車として誕生した「ホンダ・シティ」の日本版で、タイで生産されるモデルだ。わかりやすくいうと、フィットの最大の売りであるミラクルパッケージング。それをそのままスタンダードなセダンボディのなかにギュッと凝縮したクルマといったところだ。
 全長4.3mのコンパクトなボディで、なんと9インチゴルフバッグ4つが余裕で収まる、500リッターのビッグなトランク容量を実現したのが大きな特徴。さらにフィットで採用しているULTRAシートを展開すると、6:4分割可倒はもちろんのこと、2.7mの長尺モノまで積めるロングモードや高さ1.2mまでの鉢植えの積載に便利なトールモードといった、今までのセダンには考えられなかったユーティリティが実感できる。
 インテリアの雰囲気は、フィットのグレー系のスポーティなカジュアル風から、アリアではベージュ系の柔らかな色使いのフォーマルなテイスト。木目調のパネルも効果的にアレンジされて上質さにこだわった作り込みだ。インパネのデザインはフィットと共通ながらも、グローブボックスはふたつ装備され、フタ付きのカップホルダーや運転席アームレストを採用しているところがアリアのオリジナル装備だ。また、座り心地は適度に硬めで長距離でも快適に過ごせそうな感じ。また、フロント席とリヤ席との間は940mmもとってあるので足もとゆったり、頭上空間もコブシが1個半入る(身長170cm)。どんなシーンでもラクにくつろげるスペースだ。
 グレード展開はエンジンラインアップごとに、1.3リッター(86ps/12.1kg-m)のAグレード/1.5リッター(90ps/12.1kg-m)のWグレードを設定。ともに低燃費/低排出ガスのi-DSIユニット&CVTのホンダマルチマチックS(1.5リッターモデルは7速モード付き)を搭載している。価格は、119.8万円(FF/1.3A)〜159.3万円(4WD/1.5W)まで全4モデル。12月20日より、ホンダ全販売ネットワークで発売する。
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