LAUREL慕情

発展期 1977〜1984

スタイルにも余裕が出て、セドグロの弟分色強まる

なんとかオイルショックも乗り切って、またまた余裕が出てきた時代だ。'80年代もすぐそこであり、さらに4代目に至っては'80年代という幕開けを飾った。時代に乗ったのは確かで、高級化路線を突き進むことに。ますますハイオーナーカー化。

主な出来事

1973
石油危機/金大中事件/日航機八イジャック/「刑事コロンボ」ヒット
1974
石油闇カルテル事件/三菱重工ビル爆破事件/「傷だらけの天使」ヒット
1975
エリザベス英女王来日/3億円事件時効/布施明「シクラメンのかほり」レコード大賞
1976
ロッキード事件で田中角栄前首相逮捕/「徹子の部屋」スター卜
1977
日航機ハイジャック事件/有珠山爆発/「あらいぐまラスカル」スター卜
1978
新東京国際空港開港/キャンディーズ解散/王選手、800号ホームラン達成
1979
東名日本坂トンネル事故/東京サミット/「ヤングジャンプ」創刊
1980
1億円拾得事件/新宿バス放火事件/「池中玄太80キロ」ヒット
1981
福井謙ーにノーベル化学賞/ チャールズ皇太子ダイアナと挙式/「おれたちひょうきん族」スター卜
1982
日航機、羽田沖墜落/ホテル・ニュージャパン火災/「笑っていいとも!」スター卜
1983
三宅島大噴火/大韓航空機撃墜事件/「金曜日の妻たちへ」ヒット
1984
グリコ・森永事件/ロス・オリンピック/アルマン「私はこれで会社をやめました」CMヒット
1985
日航ジャンボ機が墜落/ロス疑惑の三浦容疑者逮捕/「夕やけニャンニャン」スタート
1986
三原山大噴火/現金輸送車の3億3000万円強奪/「プラトーン」アカデミー賞受賞

C230 1977〜1980

C230

より高級になり、大人の雰囲気を持つように

登場時価格=197.6万円(SGL)

エンジン

しっとりとした大人の雰囲気を強調し出したのが3代目。トピックスとしては、4ドアハードトップが追加されたのが大きい。当時、各メーカーともハードトップ、とくに4ドアハードトップを高級感あふれるものとして扱っており、日産もセド/グロに設定。その流れを受けたものだった。
これで、ボディタイプは3タイプに。さらにエンジンバリエーションも豊富になり、トップグレードにはL型2.8Lを据え、さらにディ−ゼルも加わった。

SGL

●全長×全幅×全高(mm):4525×1685×1395●ホイールベ−ス(mm):2670●車両重量=1290kg●エンジン型式:L28型●エンジンタイプ:直6OHC●排気量:2753cc●最高出力:140ps/5200rpm●最大トルク:22.5kg-m/3600rpm●サスペンション(前/後):ストラット/セミ卜レーリング●タイヤサイズ: 185/70HR14

こんな流行が!?

●ダメだ、こりゃ●ヨッシャヨッシャ●飛んでる女●頭がピーマン●黒ラベル●ワンパターン●間違いだらけのクルマ選び

徳大寺巨匠もここから。さらにTVの影響がかなり強いことがわかるハズ。ちなみにV.S.O.P、ベリー・スペシャル・ワン・パタ−ンなんていうのもあったな

物価表(1977)

ビール=195円/かけそば=230円/国鉄最低料金=60円/都バス=90円/はがき=20円/定型封筒=50円/大学初任給=10万円

 

まだまだ独身じゃ買えない 自家用車、一家に一台のみ

やっぱ買えないよ、クルマは。どうしたものかなぁ。今年、就職はしたんだけど、初任給は10万円だろ、5000円クルマに回しても、どうなるのよ、いったい。新車はハナっから無理。中古でもいいのって100万円弱はするからな。こりゃ、無理だわ。サブロクの軽、しかも中古でも買っとくか。ビーンって、凄い音するけど、あれでもリッター100ps出てたりするから、スゲーよな。
それでさぁ、うちのオヤジ、ローレル買ったんだよね。さすが筋金入りの日産党。トヨタはダメらしいよ。ブルーバードからステップアップして、ローレルにしたみたいなんだ。そのうちセドリックに行くのかねぇ。
まあ、とりあえず、借りてドライブと。健チャンは相変わらず、就職しないで日雇いしながら、やってるもんな。誘えないよな。でも、いいんだ、彼女できたから。グフフフ、夜のドライブだな。
(数日後)
なんだよ、これ。スピード違反ってか。ネズミ捕りなんて遭ってないよ。ムムム、そうか、これオービスってやつか、CARトップに載っていたゾ。ヒョエー、彼女も−緒に写っていたりしてな。たまらんな〜、写真撮られちゃ

 

「たまらんなぁ〜、写真撮られちゃ」

オービス

別に心霊写真じゃないよ、これは貴重な初期型オービス作動時の写真。でも、CT見ると似たような写真が載っていて、どうも警察が配ったみたいだな。それにしても超アナログでほのぼの。でも、イヤなモノはイヤだな。

テレビゲーム

テレビゲーム

これだよな、これ。30歳オーバーの人なんて、漏らしながらむせび泣くんじゃないの? えっ! これテニスなんだよな。誰がプレステ2とかを予想できようか、いやできない(反語)

C31 1980〜1984

C130

これでも当時はエアロフォルムだったのだ

登場時価格=214.5万円(メダリスト)

エンジン

'80年代の幕開けにふさわしい、装備とスタイルで人気を博した。たとえば、ボディは空力を重視したもの。また、足踏み式サイドブレーキは世界初となる。エンジンバリエーションは相変わらず豊富で、1.8Lから2.8Lまで。さらに、当時の日産車の定番ターボのL20ET型なども設定された。ボディに関しては、2ドアハードトップが廃止。ジバンシーとタイアップした高級限定車、ジバンシー・バージョン(3回も販売)なんていうのもあった。

メダリスト

●全長×全幅×全高(mm):4635×1690×1360●ホイールベース(mm):2670●車両重量:1240kg●エンジン型式:L20E型●エンジンタイプ:直6OHC●排気量:1998cc●最高出力:125ps/6000rpm●最大トルク:17.0kg-m/4400rpm●サスペンション(前/後):ストラット/ストラット●タイヤサイズ:185/70SR14

こんな流行が!?

●漫才ブーム●ルービックキューブ●チョロQ●赤信号、みんなで渡ればこわくない●竹の子族●ヘッドフォン族●カラスの勝手でしょ

漫才ブームだったんだよな。ツービートはちょっと乗り遅れた感じしたけど、ギャグは毒々しかったな。そうなんですよ、川崎サン。

広告で見るローレル慕情2

広告

4代目の広告を見てみよう。なんとアウトバーンを引き合いに出し、空力の重要性を強烈にアピール。でも空力といっても誰もわからないので、翼の理論だの弾丸ウエッジなどといい、細かく延々と説明している。さらには、パワーから燃費のための空力へとのこと。うーむ。


Revival IMP!! from CT

なぜだかライバルはスカイラインなのだ

まずは3代目から掘り返してみると、スカGに近づいたなんていって、スポーティさに感心。ゆっくり走るよりスポーティな走りと、2代目のキャッチフレーズを全否定するほど。ほかの記事で気になったのは、ショールームガール特集。今でもあるが、なんと月収を聞くという暴挙に。答えるほうもなんだが、メーカーか同しだと月収も同じなのは当たり前。でも違っていたら、あとでもめるな。4代目に関しては、やはり空力に注目。当時の新鮮な走りの技術、ターボにメロメロ。この当時、所ジョージが連載をもっていたのは驚き。その名も「成り下がり人生相談室」。永チャンのモノマネで売っていたことを知っている人のみが笑えるタイトルなり。

カートップバックナンバー

 

ますますオヤジ色を強めるがアピールポイントは斬新に

やっとこさ、買えたよ。自分のクルマ。何買ったかって? それがさぁ、聞いてくれよ、ローレルなの、ローレル。昔はあんなに欲しかったんだけど、いざ買うとなるとなぁ、ちょっとオヤジ臭いんだよな。でも安かったんだよ、もちろん中古だけどさ。
一応、自分にいい聞かせんてんの。空力とかっていってるからなぁ。シーデー値っていうのかな。それがいいらしんだよ。広告見ると0.38なんていう数字が書いてあるけど、いいんだか悪いんだか。まあ、悪けれゃ、書かんだろうがな。
(カタギに戻った健チャン登場)
あぁ、健チャン、いいところにきた。オヤオヤ、子供連れかよ。そういえば健チャンもハタチで子供できてんだもんな。さすがだ。
で、この空力ってなんなのよ。ええ? 高速で窓から顔出すとゴーって押されるのと同じだって?しかも、この数字は上等! そうかロケットとかの形考えればいいのかぁ。ツーことは最先端じゃん、俺の口ーレル。ちょっと見直したな。
アメリカさんがなんだか騒いでるけど、真似できるかっつうの。アメ車なんて買うもんかよ。というか、買えましぇん、欲しくてもな。

 

「アメ車なんて買うもんかよ」

アメ車なんて

寄ってたかって、ブッつぶされたのよ。日本車ばかりが売れるし、日本人は買わないしってよ。今じゃ、落ち着いたな。アメ車は売れないね。ちなみにダットサンってあるけど、マツダ車らしい。

スーパーカーブーム

スーパーカー

もっと凄い写真もあったが、スーパーカーショーを。もう見せ物小屋状態。写真を撮り、カードを集め、スーパーカークイズに驚喜。ブオーン、どのスーパーカーの音でしょう。