car mode
Pioneer High Speed !High Heat !High Excitement ! TORA
KENNY Who will win ! 2003 INDY RACING LEAGUE
PAGE1 PAGE2 PAGE3 PAGE4 PAGE5 PAGE6
Exclusive Interview
勝ちたい! 速く走りたい! もてぎでキレたボクの走りを見てくれ!
photo
CARモード(以下、CMと表記):昨年までCARTをドライブされていましたが、CARTとIRLとの違いで、エンジンなどいろいろあるかと思いますが、それらの違いによって走り方などで変化はあるのでしょうか?
高木虎之介(以下、トラと表記):もちろんクルマのレギュレーションとかは違うよね。走り方という点でいえば、IRLはとにかくコーナリングが速いというのが大きな違い。アクセルの開け方が違うんだよね。IRLの場合、CARTに比べて直線でのスピードはやや遅いけど、コーナリングはとにかく速いんだよ。左回りの4つのターンをどれだけ速く走ることができるかということがキーだね。もちろんCARTでもターンは重要だから同じことは言えるんだけど。
CM:わたしたちは、通常のF1よりも速い速度、つまり300km/hを超えた世界ということに想像を絶するものがあるのではないかと漠然と思うわけですが、このハイスピードの世界とはどういうものなのでしょうか?
トラ:とにかく、ドライバー自身がキレていないと走れない世界だよね。コースも狭いし、壁ギリギリで走っているわけだから、自分で自分のことを「狂っている」と思うよ。キレていないとやっていけないという世界かな。
photo
CM:そんなキレた状態でドライブしている間は、どんなことを考えながら走っているのでしょうか?
トラ:「速く走る」ただそれだけ。一周をどう速く走るか。コーナーをどう攻めるか。そんなことを考えているね。走っているときは、体全体でクルマのようすやコースのようすなどをすべて感じ取るから、その感じたことが頭にドンドン入ってきて、頭はイッパイになっちゃうんだよね。マシンを信じて、踏んでいく。ただそれだけ。
CM:そこまで信じられるという、マシンへの信頼はどこから来ているのですか?
トラ:メカやエンジニアたちと一緒にいろんなことをやっているからね。彼らとの信頼関係が、そのままマシンへの信頼につながっているんだよね。
CM:IRLは左回りのオーバルコースを使っていますが、テクニカルなコースでも走りたいと思いますか?
トラ:もちろんあるね。どちらもどれだけ速くコーナーを攻めるかということに違いはないけどね。ただブレーキを踏みたいとは思うね。テクニカルなコースではコーナーでの減速や加速があるでしょ。IRLはブレーキを踏まないからね。
photo
CM:見どころはどのあたりなのでしょう?
トラ:ドライバーのバトルはもちろん見てもらいたいね。でも、どんなにドライバーが速く走っても、4〜5回あるピット作業が悪いと、順位は下がっちゃうんだよね。だから、ピット作業というか、それぞれのチームのチームワークも見どころだね。それに、エンジンやシャシーメーカー同士のバトルもあるし、スポンサードしている会社同士のバトルというのもあるし(笑)、いろいろなバトルがあるから、見どころはたくさんだね。
CM:最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
トラ:勝ちたい! 速く走りたい! 日本のファンにテレビでしか今まで見られなかったIRLを、実際に見てもらいたい。ぜひ、生で実際にボクが走って、勝つところを見てもらいたいね。
CM:応援しています。ありがとうございました。
Honda Racing記者会見
4月8日、都内のホテルでHonda Racing記者会見が開催された。壇上のケニー・ブラックは、「初めての日本でのレースとなるが、力強いホンダエンジンでぜひ勝利したい」と語った。また、「ライバルはたくさんいるが、エキサイティングなレースとなるような走りをしたい」と、"INDY JAPAN 300"への意欲を見せていた。
がんばれ、ケニー!
photo
Qualifying Review
photo
photo
photo
雨で予選がキャンセルされるも、トラ3番手をゲット!
ケニーも6番手と好位置につける!

 予報では一日雨となっていたが、朝の天候は曇り。もし雨が降るとインディは予選や決勝がキャンセルされるため、なんとか一日、この天気がもってくれれば… と祈る気持ちでもてぎ入りした。それぞれのチームも昨日の練習走行から、予選がキャンセルされるかもしれないと予想しているようで、みんな気合いが入っていた。今日(12日)の午前中に行なわれた3回目の練習走行でも、昨日以上にヒートアップした走りで、トラが2位のタイムをたたきだし、ケニーも7位とまずまず。
 午後1時、空はますますドンヨリとしてきて、今にも雨が降り出しそうな中、フェリペ・ジャフォーネのアタックから予選が始まった。3番目にアタックしたケニーは、残念ながら練習走行以上のタイムは出せず、後続の結果を待つことになった。しかし、6台目のアタックが始まったところでイエロー・フラッグ。ついに雨が降り出してきた。ピットレーンではトラをはじめ、ほかのドライバーたちもコクピットに収まったまましばらくまっていたが、結局雨は止むことはなく、予選は中止となってしまった。
 そのため、明日(13日)の決勝グリッドは昨日、今日と計3回行なわれた練習走行のベストタイムで決められることになり、今日の午前中に出した好タイムで、トラは3番手、ケニーは6番手となった。
 2人のスターティングポジションに、明日への期待が高まる。表彰台で笑う2人の姿が現実になりそう。がんばれ、トラ! ケニー!
高木虎之介
photo
 どこへ行っても多くのファンに囲まれていたトラだが、気軽にサインに応じたり、スクーターに乗ってもニコニコ顔。普段無口だと言われているが、それってホントなの? と思うほど。今年のベストポジションからのスタートとあって、雨降りにもかかわらずトラはかなり上機嫌。決勝でもキレた走りを見せてほしい!
ケニー・ブラック
photo
 予選タイムがイマイチだったケニーにとって、まさにめぐみの雨となったようだ。しかし、もてぎではCART時代に優勝している経験があり、もてぎのコースを熟知しているうえ、実力だって折り紙つきだ。明日は6番手からのスタートとはいえ、すぐにより上位へ食い込んでくれるはずだ。ケニーのジャンプアップに大期待!
Pos Car# Driver Team Time
1 9 スコット・ディクソン ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング 26.4353
2 11 トニー・カナーン アンドレッティ・グリーン・レーシング +0.0283
3 12 高木 虎之介 パイオニア・モー・ナン・レーシング +0.0318
4 10 トーマス・シェクター ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング +0.0827
5 27 ダン・ウェルドン アンドレッティ・グリーン・レーシング +0.1252
6 15 ケニー・ブラック チーム・レイホール +0.1832
7 8 スコット・シャープ ケリー・レーシング +0.2179
8 31 アル・アンサーJr. ケリー・レーシング +0.2406
Race Review
photo
photo
photo
photo
 
イエロー・コーション9回の大波乱!
ケニー見事2位をゲット!!  トラは8位完走!!

 いよいよ"INDY JAPAN 300"の決勝日をむかえた。昨日の雨がウソのように空は晴れわたり、汗ばむほどの陽気は、まさに絶好のレース日和。
 12時40分、"Drivers start your engines!"の合図で、24台のマシンに一斉に火が入った。3番手のポジションからスタートするトラに、優勝の期待がかかる。フォーメーションラップで隊列が整ったところで、ペースカーがコースアウトし、ついに歴史的なレースがスタートした。
 スタートよく飛び出したトラは2番手、ケニーは4番手といきなりジャンプアップして、観客は2人の走りに大歓声。7周目に入ると、ケニーはターン1でドラフティングを使って3番手に上がる。しかし、9周目に最初のイエロー・コーションとなり、波乱のレースの幕開けとなった。
 トラとケニーは順調に周回を重ね、ケニーは24周目にトップのトニー・カナーン選手を抜いてトップをゲット。さらに快走していたが、39周目でトラにアクシデントが発生。給油とタイヤ交換を済ませてピットアウトしようとした時に、給油ホースが抜けないうちにスタートしてしまったのだ。そのため、ドライブスルーペナルティが課せられてしまい、順位を大きく落としてしまう。一方、ケニーはピットストップの間に順位を落としたが、大きなトラブルに巻き込まれることなく、上位グループでトップを狙っていた。
 そして終盤の178周目、トップ2台の接触による8回目のイエロー・コーションでケニーは3番手まで上がり、192周目にリスタート。レースは残り8周の超スプリントバトルとなった。ケニーはリスタート直後2番手まで上がり、いよいよトップが見えてきた。
 しかし193周目、中野信治選手がターン4のウォールに接触し、再びイエロー・コーション。そのままリスタートすることなく、チェッカー・フラッグが振られ、スコット・シャープ選手(ケリー・レーシング)が"INDY JAPAN 300"初のWinnerに輝いた。
 ケニーは2位というすばらしい結果となり、トラも激しい追い上げで8位まで順位を上げ、約半分がリタイヤするというサバイバルレースで、見事、2台とも完走を果たした。
高木虎之介
photo
 今日のレース展開からすれば、8位という結果は「よくぞ、がんばってくれた!」とファンは健闘をたたえて、拍手を送る。しかし、トラは観客席で応援していたファンに対して、次のレースではより良い結果を出すことを約束してくれた。すでにトラの目はINDY500に向けられている。今日の追い上げを間近に見て、次のINDY500では今日以上の走りを見せてくれることを確信。トラ、お疲れさま!
ケニー・ブラック
photo
 さすが、もてぎとインディ500で優勝経験をもつドライバーだと思わせる走りを見せてくれたケニー。特に、レース終盤での追い上げは凄まじく、オーバーテイクの技術は「見事!」としか言いようがない。しかし、ケニーは今日のレースで学ぶところが多かったと語る。2位という結果に満足せずにいるケニーは、きっとINDY500で伝統のミルクを飲む姿を見せてくれるはず。ケニー、次はズバリ優勝だ!
Pos Car# Driver Team Laps
1 8 スコット・シャープ ケリー・レーシング 200
2 15 ケニー・ブラック チーム・レイホール 200
3 21 フェリペ・ジャフォーネ ハリウッド・モー・ナン・レーシング 200
4 7 マイケル・アンドレッティ アンドレッティ・グリーン・レーシング 200
5 31 アル・アンサー・Jr. ケリー・レーシング 200
6 4 サム・ホーニッシュ・Jr ペンゾイル・パンサー・レーシング 199
7 27 ダン・ウェルドン アンドレッティ・グリーン・レーシング 198
8 12 高木虎之介 パイオニア・モー・ナン・レーシング 198
PAGE1 | PAGE2 | PAGE3 | PAGE4 | PAGE5 | PAGE6 Pioneer