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![]() ミュージシャンや芸能界にクルマ好きが多いというハナシはよく聞く。だけど、レースの世界にドップリ足を踏み入れているクルマ好き…となると、その数はグッと少なくなる。そりゃあ、超多忙なスケジュールの合間を縫ってレース活動をするなんて生半可なことじゃできないし、これは想像だけど、所属事務所の反対なんかもあるに違いない。 今回登場する人物は、音楽活動とレーシングドライバーを見事に両立している、TUBEのドラマー松本玲二サンだ。担当者BANAJYUUが初めて松本サンと出会ったのは今から4年ほど前だろうか。「TUBEといえば夏! それ以外は暇なんでレースできるんですヨ」なんて冗談を言ってたっけ。アルバムのリリースやらなんやらで本当は年中忙しいのに、このジョウダン。「この人スゴイ!」って思いましたヨ。 そんな松本サンが、2002年度に出場していたレースが、今回取り上げることになった「ベルノ エキサイティングカップ インテグラ ワンメイクレース」というもの。ちょっと長い名前だけど、このレースはこれまでシビックによって行われてきたホットなワンメイクレースに代わるもので、最新のインテグラ・タイプR(DC5)によって争われる。エンジンは2リッターのi-VTECで210psを発生、新開発の6速ミッションがそのパワーを路面に叩きつける。だが一方でワンメイクレースとして、ベース車はベルノ店で販売、改造は指定パーツでなければならないという厳しいイコールコンディションにおかれている。ゆえにマシンの体格差が抑えられた、厳しいレースが展開されるのだ。タイヤは3つあるシリーズでそれぞれ違うものの、西日本シリーズの場合はダンロップのワンメイク。予選・決勝と同じタイヤを使わなければならないため、予選でタイムを出しつつも、いかにタイヤを温存するかといった戦略が求められる。 ベルノエキサイティングカップは、全国を転戦するインターシリーズと東日本シリーズ、そして鈴鹿、MINE、TIで行われる西日本シリーズの3つに分けられている。松本サンは2002年、西日本シリーズとインターシリーズにスポット参戦。9月21〜22日に山口県CP MINEサーキットで開催された西日本シリーズ第6戦では、なんと初参戦にして3位表彰台を飾っている。これは本当にスゴイことだと思う! さて、今回おじゃました西日本シリーズの最終戦。レースの順位については下の結果表をご覧になっていただければわかるとおり、予選11番手からスタートし、決勝レースでは5位(入賞!)までアップするという素晴らしいものだった。 だけどボクにとってとにかく印象的だったのは、松本サンの人柄のよさとドライビングのセンス、そして集中力というものでした。彼の周囲にはいつも人が集まる。それはTUBEが人気グループだから? それもあるでしょう。でも、丸一日側にいるとわかるんですが、松本サンって、とにかくどんなときでも真剣に相手の話を聞くんですよ。クルマ好き同士、レーサー同士だから理解し得ることも多いと思うけど、レースって、出走前なんか緊張してピリピリした雰囲気になる人のほうが多いと思うんです。でも彼は違うんですね。そして予選のあと、決勝のあとには、激しく競い合ったライバルたちとお互いの走りを分析し合ったり、喜びをたたえ合ったり。集中力という部分でいえば、ヘルメットを被った瞬間に、まるでスイッチが入ったかのようにレーサーの顔になる。いざ走り出せば(これは応援してたから主観的になってるかもしれないけど)、誰よりもリズミカルにS字コーナーをクリアしていく。いや、確かにほかの誰よりも素晴らしいリズムだったと思う。 クルマ好きのミュージシャンや有名人は多い。だけど松本サンみたいに本気でクルマとレースを愛している人に接すると、とてもうれしい気持ちになる。鈴鹿のS字コーナーで見せてくれたあのリズムが、いつかTUBEのドラマー松本玲二のスティックで演奏される日を密かに期待したりして。もちろん、2003年のレース活動にも期待しています。皆さんも応援してくださいね! |
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![]() 厳しいイコールコンディションで争われるワンメイクレースだから、予選も決勝も白熱する。ドライバーのウデが勝敗の行方を決めるのだ ![]() 決勝レースでは攻めの走りでグングン順位を上げた松本サン。TUBEでのドラム演奏を彷彿とさせる大胆かつ繊細なドライビングでコーナーをクリアしていく |
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